知財金融とは??
知財金融とは中小企業の知的財産を活用したビジネスの価値・評価を視覚化して中小企業の支援につなげる融資のことです。
(知的財産についいてはこちら)
特許庁の中小企業知財金融促進事業により、中小企業の知的財産活用支援の一環として地域金融機関に知的財産の観点から企業の敬遠支援を行う知的金融の実践を押しすすめています。
2014年から特許庁が金融機関に「知財ビジネス評価書」の提供を行い、地域金融機関の取引先企業が所有する知的財産について専門評価機関が定性的事業評価リポートを作成し経営支援の材料とする(融資の判断材料とする)ことを呼びかけました。
企業の知的財産を分析することで
・企業の売り上げにつながる強み
・業界内の競争に打ち勝つ成長性
を知ることができます。
これを知ることで単純な企業のP/L・B/Sによる企業の経営体制だけでなく、長期的な可能性まで考慮して企業を支援することが可能となります。
また、企業の商品・サービスを知ることでビジネスマッチングや資金需要などの話題を引き出すことができます。
そしてこの強みを守るため(知的財産権)の提案・支援をすることで信頼を勝ち取ることもできるかもしれません。
どうしても企業を分析する際には決算書を見て把握しようとしてしまうとは思いますが時代の移り変わりの中で知的財産は企業の発展には必要不可欠なものになりつつあるのです。