金融朝礼

金融マンの朝礼3分スピーチ

年金知識の重要性

金融機関の人間である以上年金の知識は必要不可欠なものです。

 

よく言われる

 

「若者は元気はあるが時間とお金がない、

 中堅層は元気とお金はあるが時間がない、

 高齢者は元気はないがお金と時間はある」

 

ということは時間があって話を聞いてくれる、お金があって商品を購入してくれる高齢の方は金融機関の人間とは切っても切れない縁なのです。

 

そこで必要になってくるのが年金の知識。

 

年金の相談で信頼も勝ち取るのはもちろん、商品提案の中でも年金をとっかかりにできるかがカギとなってきます。

 

平成29年の厚生労働省の「平均寿命の年次推移」によると平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.26歳。

 

平成28年と比べると、男性0.11歳、女性0.12歳の増加と年々平均寿命は右肩上がりに伸びていってます。

 

また現在60歳の人があと何年生きるかという60歳の平均余命についても男性23.72歳、女性28.97歳と平均寿命よりも長生きすることを示しており、日本はますます長寿国になることが予想できますね。

 

それに対して子供の増加割合は伸び悩み減少傾向にあることから、年代別の人口を表した人口ピラミッドは年齢の低い世代が分布している下の方がすぼみ、長期的な目で見ると、社会構造が不安定であるといえます。

 

この点でいえば若い世代、中堅層に対しても年金に関しては自分たちの世代がもらうことができるのかと心配でもありますので、老後の資産形成のためにiDeCoや生命保険、積み立てや投資信託など比較的長期的な運用を要する商品を提案、勧誘する際には避けては通れない話題となってくるわけです。

 

必要なのはFP(ファイナンシャルプランナー)と年金の知識なので営業に力を入れようとしている方はぜひ勉強してみてください。

 

うまく知識を活用すれば年代問わずに勧誘が捗ることでしょう。